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 秋の趣が日毎に深まっていきますね。

読書の秋です。その前に食欲の秋かな、とお彼岸の多忙期を終えて、今日は母と兄を連れて

近所の公園(ていれぎ公園)散歩とレトロ・うどんの店「耕庵」で食事をしてきました。

四国は、多様な「うどん」の名店が沢山あります。お遍路は、供養や修行の旅ではありますが

「うどんめぐりの旅」でもあります。まだ映画「UDON」は見ていないのですが近く賞味

したいものです。九州がラーメンのメッカなら、四国はさながらudonのメッカということ

でしょうか。

四国・・・死の国・・黄泉の国と古来、言われていますが、ここはスローアイランドとわたしは

思っています。ゆったりと暮らしたい人は一度、四国においでください。

お四国遍路でなくとも、四国は充分楽しめる部分はあると思います。

「よどみに浮かぶうたかた」と方丈記にありますが、四国はそんな趣を持っています。

川の流れは、主流はどんどん流れてゆくのですが、ところどころに淀みを作ります。

淀みは「にごり」でもありますが、にごりながら流れる何かがあると思うのです。

かの山頭火も

  うどん供えて 母よ わたくしもいただきまする

と歌っております。しばらく読書シリーズが続きますが、どうぞおつきあいください。