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(道後温泉本館前にて 窪寺念仏堂の彼岸花 宝厳寺の一遍上人ご真筆)
はい、こんにちは(=^o^=)やまねこです。
お昼前に道後商店街の『古泉』のシゲシゲ店長から、電話がありました。
『ラップネットのNさんが、東京から松山に来てますよ。』ということでした。
なんと10年ぶりのNさんの松山来訪の知らせに懐かしさがこみ上げるものがあり、午後から終日Nさん、
シゲシゲ店長と道後・松山案内におつきあいしました。Nさんは、以前私が事務局をしていた『ラップネ
ット』の東京事務局の仲間です。
先般『ダライ・ラマとの対話』を出した人類学者 上田紀行さんが立ち上げたネットワークを通じて
知り合った旧友です。
シゲシゲ店長は、わたしがラップネット松山に関わっている頃に東京でNさんと友人だったという偶然が
重なる不思議な縁の人です。
その後松山に帰省して、道後温泉のお店をしているシゲシゲさん、仕事の休暇でふらりと松山を訪れたN
さんが、久方ぶりの再会を祝う秋の日でした。
まず、三人で釜飯ご膳を賞味した後、道後湯神社をお参りしました。
そして、シゲシゲ店長の案内で一遍上人生誕の地として名高い宝厳寺さんへ。シゲシゲさんが住職さんと
懇意と言うことで、住職さんが本堂を案内してくれました。
ご住職の好意でなんと御厨子に入った重要文化財の『一遍上人 立像』を拝観させていただきました。
上人の足のスジや喉元がまるで生きておられるように感じました。全体から、神々しいエネルギーが
発散しています。ご住職が、お上人の来歴や念仏のことなど優しく話してくれました。
宝厳寺では、俳句の句会などももよおされているとのこと。ご住職と話しているうちに一遍上人の修行と
悟りの地 窪野町の窪寺に話が及び、ちょうど彼岸花の頃なので訪ねてはどうかと勧めていただきまし
た。三人は、それは僥倖と思い立ち、一路窪野町へ。
山間の窪野は彼岸花が刈入れ前の稲穂の中に点々と美しい風景でした。
一遍上人の修行と悟りを開かれた窪寺跡は、山中にひっそりとした佇まいでした。人が住む環境としては
この村では一番高地になるでしょうか。夥しい彼岸花の群生の中にその所在を示す記念碑が残っていま
す。帰りにこの地を供養する念仏堂をお参り。なんとそのお堂のお上人像は、仏師であった父が彫った
ものでした。父の13回忌お彼岸の不思議なめぐりあわせかな、と思いました。
夜は、Nさんと10年間のつのる思い出話など酒盛りをしながら旧交を温めました。
「今日は、ずいぶんディープな松山観光でしたね。」とNさんも納得いただいたようでありがたく
思いました。Nさんと再会の約束をして、見送ったあと
念仏堂の白い彼岸花が、いつまでも印象深く心の中で揺れていました。
(道後温泉本館前にて 窪寺念仏堂の彼岸花 宝厳寺の一遍上人ご真筆)
はい、こんにちは(=^o^=)やまねこです。
お昼前に道後商店街の『古泉』のシゲシゲ店長から、電話がありました。
『ラップネットのNさんが、東京から松山に来てますよ。』ということでした。
なんと10年ぶりのNさんの松山来訪の知らせに懐かしさがこみ上げるものがあり、午後から終日Nさん、
シゲシゲ店長と道後・松山案内におつきあいしました。Nさんは、以前私が事務局をしていた『ラップネ
ット』の東京事務局の仲間です。
先般『ダライ・ラマとの対話』を出した人類学者 上田紀行さんが立ち上げたネットワークを通じて
知り合った旧友です。
シゲシゲ店長は、わたしがラップネット松山に関わっている頃に東京でNさんと友人だったという偶然が
重なる不思議な縁の人です。
その後松山に帰省して、道後温泉のお店をしているシゲシゲさん、仕事の休暇でふらりと松山を訪れたN
さんが、久方ぶりの再会を祝う秋の日でした。
まず、三人で釜飯ご膳を賞味した後、道後湯神社をお参りしました。
そして、シゲシゲ店長の案内で一遍上人生誕の地として名高い宝厳寺さんへ。シゲシゲさんが住職さんと
懇意と言うことで、住職さんが本堂を案内してくれました。
ご住職の好意でなんと御厨子に入った重要文化財の『一遍上人 立像』を拝観させていただきました。
上人の足のスジや喉元がまるで生きておられるように感じました。全体から、神々しいエネルギーが
発散しています。ご住職が、お上人の来歴や念仏のことなど優しく話してくれました。
宝厳寺では、俳句の句会などももよおされているとのこと。ご住職と話しているうちに一遍上人の修行と
悟りの地 窪野町の窪寺に話が及び、ちょうど彼岸花の頃なので訪ねてはどうかと勧めていただきまし
た。三人は、それは僥倖と思い立ち、一路窪野町へ。
山間の窪野は彼岸花が刈入れ前の稲穂の中に点々と美しい風景でした。
一遍上人の修行と悟りを開かれた窪寺跡は、山中にひっそりとした佇まいでした。人が住む環境としては
この村では一番高地になるでしょうか。夥しい彼岸花の群生の中にその所在を示す記念碑が残っていま
す。帰りにこの地を供養する念仏堂をお参り。なんとそのお堂のお上人像は、仏師であった父が彫った
ものでした。父の13回忌お彼岸の不思議なめぐりあわせかな、と思いました。
夜は、Nさんと10年間のつのる思い出話など酒盛りをしながら旧交を温めました。
「今日は、ずいぶんディープな松山観光でしたね。」とNさんも納得いただいたようでありがたく
思いました。Nさんと再会の約束をして、見送ったあと
念仏堂の白い彼岸花が、いつまでも印象深く心の中で揺れていました。
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