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『ひめブログ』URL:http://www.himeblog.net/

(探査衛星メッセンジャーからの水星画像)

『ヘルメス・・・水星』


彼は富と幸運の神として、商売、盗み、賭博、競技の保護者であり、智者として……竪琴や笛のほかに、アルファベット、数、天文、音楽、度量衡の発明者とされ、さらに道と通行人、旅人の保護神として、彼の像と称せられるヘルマイHermaiが道路、戸口などに立てられていた。彼はまた夢と眠りの神であり、霊魂を冥界に導く霊魂導師の役目をもち、おそらくこの地下神としての職能と関連して、諸市で豊穣の神としても祭られていた。アルカディア生れの彼はパーン(アイギパーン)と関係が深いが、この古い神々が本来どういうものであったか、またいかなる関係にあったかは不明である。ヘルメースは若々しいカに溢れた美青年で、鍔の広い旅行帽ペタソスpetasosを被り、小枚ケーリュケイオンをもち、足には有翼のサンダルをはいた姿で表されている。(『ギリシア・ローマ神話辞典』)

はい、どっとこむばんは。(=^o^=)やまねこです。

ススキの穂が秋の散歩道で風に揺れ、肌寒くなってきましたね。やまねこは、寒くなってもサンダルを

はいて、相変わらず散歩しています。羽は生えていませんが・・・・。

アメリカの探査衛星・・メッセンジャーが送信してきた水星の映像です。

なんだか月に似ていますね。大きさは地球の四分の一、ほぼ金属で出来た星です。メルクリウスとも

言われ、水銀の原語となっています。

太陽に近いのでマイナス180度から450度と温度変化は激しい。

トンデモ暑いか、寒いかの星ですが、知恵と学芸と冥界の神としてギリシャでは崇拝されていたようで

す。

やまねこが長年関わっている神秘学と言うものも、別名 ヘルメス学といわれたりします。

ヨーロッパ中世では、錬金術のシンボルともされていますね。

非金属を貴金属に変えるという錬金術は、王侯貴族の道楽として保護されたりしました。

現代では、錬金術と言うと多くは不正な金作りみたいな忌語で使われますが、もともとは象徴哲学の

精神的なメタモルフォーゼを顕わしていたようです。

鉛や銅のようなありふれた金属を黄金に変性する・・・というのは、実は人間の低次の欲望を高次元の

精神性に昇華するというテーマともつながっていたらしい。

水星は太陽に最も近いため観測しにくく、秋の日の出前にたまさかに観測されることがあるそうです。

光の中の光を見る視覚が必要なのかもしれませんね。白いフクロウは、ヘルメスの使いと言われていま

す。ハリー・ポッターでおなじみですね。やまねこ(=^o^=)でした。