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(久万高原町 落合の水 恩方町 乳母が水 滑川渓谷)

はい、どっと・こむ(=^o^=)ばんは。やまねこどす。

やまねこは、このところ「美味しい水」を求めて、地脈・水脈を訪ねるドライブを続けています。

住まいから一時間圏内に数箇所、天然水の水場があるのです。「美味しい水と憩いの水際を訪ねる旅」

とでも申せましょうか・・・。

実年、熟年夫妻に水場でよく出会います。そして、水と健康談義をひとしきり楽しんで、天然水を汲んで

帰るのです。そんなことをここ一年続けていますが、スローライフの基本がまず、水から始まっているよ

うな気がしました。ミネラル豊富な健全な岩清水を探し歩き、ポリタンクに汲んで帰り、飲料水や炊事に

使う人は確実に増えているようですね。

食の安全、水の安全が関心事なのでしょうが、その背景には「人間が生きる基本」への問いが垣間見える

ような気がします。

日本人ならまず、生きるためには良き水と塩とお米が必要なのだということ。そして、自然と家族と心の

支え・・というベーシックなライフ・ラインが見えてきます。現代生活は、そのいずれもが危機に瀕して

いるのかもしれません。心の支えを失い、家族は崩壊し、汚染環境と水と食の危機のクロスしたライフ

スタイルは珍しくありません。これらすべてが、さしてありがたくもない便利さやシステム優位な世界と

引き換えに与えられているのが、今のわたしたちの生活です。そこには、いいしれない不安感と共に細切

れのスケジュールの中に細分化された散文的生活感があります。長年にわたるそうした生活に疲れた世代

熟年層が美しい自然の中に美味しい水を求める姿はとてもシンボリックなものに思われました。

多忙で長い労働生活のあとに余暇をやっと手にした世代の求めるものとは、安全でナチュラルな水という

シンプルな「実感」なのでしょう。

かく言うわたしも、ピュアな水、美味しいお米を求めて、スローリビングを乞い求めているひとりなので

す。