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『借り暮らしのアリエッティ』ライヤーによる演奏

はい、どっとこ・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。

春待ち顔の毎日です。最近、山に住んでいる飼い猫と顔見知りになりました。

道路の溝に住んでいるようです。誰に餌をもらっているのかな?

さてさて、やまねこはいかに野山で暮らすかについて考えています。

当世は、「グリーン・ビジネス」というものが注目されているようです。

環境に負荷をかけず、循環型の生活をめざすとともに環境に配慮したビジネスを創出

しようという動向です。不況感や閉塞感に満ちたビジネス社会ですが、グリーン・ビジネス

においては低消費生活をベースとするために収益性・利潤最優先よりも環境対応と持続可能性

のエコ・シフトが優先されます。つまり、自然と共存できるビジネスということです。

千葉県いすみ市でもこんな試みが始まりました。

『いすみ田舎暮らし起業大学トーク・セッション

2011年1月8日に千葉県いすみ市で行われた「いすみ起業大学」を通じて、「田舎で起業することの楽しさ、強み」を参加者に伝えた、先輩起業家たちの力強い言葉と暮らしぶり、そのトークの内容を御覧ください!
「田舎暮らし」というと、以前は定年後の世代がのんびり移住という考えが主流でした。ここ数年、傾向が変わってきて、20~40代の現役世代が「田舎」へ向かっているのです。自然豊かな環境で暮らしたい、子どもを育てたいという気持ちが芽生え、移住を考えている人たちが増えているのです。
でも現実的に考えると頭を悩ますのが仕事。もちろん場所によっては通勤も可能ですが、田舎ならではの利点を生かすには「起業」という選択肢もあるのです。新しいことに挑戦する場として考えてみませんか?』(エコ・ビジネス『グリーンズ』)

夢の里とべのポートフォリオを考えるとき、やはり「田舎暮らしとビジネスの両立」ということ

になります。

グリーンな暮らしができても生活を成り立たせる仕事がなければ、就労世代はとてもロハス・ライフ

は望めません。

そんな意図を持ってわたしも山の高台・・・夢の里とべに居を定めました。

グリーン・ビジネスは、まだまだ緒についたばかりです。

夢の里でグリーン・ビジネスの起業を試みてゆきたいと考えています。

ライフ・デザイン研究所からのご案内

伊予郡砥部町三角750「夢の里とべ質問箱」はメールにてお問い合わせください。

夢の里事務局問い合わせフォーム


 『2010年~2011年プロジェクト

今年は、経済的にはとても厳しい年というのが、一般論ですがわたしはそうは考えていま

せん。経済の枠組みが、劇的に変化する年の始まりと考えているのです。

日本人は、戦後60数年間インフレ局面を基準に経済を考えるというヘンな癖がついている

ため、現在の経済状況を正確にとらえていないのではないかな。デフレ・トレンドは今後も

続いてゆくことは、明らかですし企業は整理淘汰されて、雇用不安が続くことも明らかです。

だからと言って、失望したり、意気消沈する必要はないのです。

何故ならば、不況とはシュンペーターの言う『創造的破壊』という側面を必ず含んでいる

からです。大正時代のから昭和初期にかけて空前の恐慌が世界を襲ったとき、日本は戦争への

道をたどり、国家破綻した経験を持っているのですから、同じ道を辿ることの愚を知り抜いて

いるはずです。むしろ、デフレ・トレンドを逆利用して低消費でクリエイティブなビジネス

モデルを生み出す絶好のチャンスこそが現在なのだと考えています。

有り余る過剰な物資と価格の下落、土地・家屋の下落は、むしろ持たざるものにとっては

チャンスなのです。かつて、バブル時代に「借金は信用の一部」などと言われましたが

今ではとんでもないたわごとです。借金は未来を先借りしているだけなのです。

これから、必要なのは地球型の循環経済のビジネス・モデルを作ることです。顧客の消費衝動に

依存するビジネスではなく、むしろ生産意欲をサポートするようなビジネスこそが必要なのです。

それは、ローカルでオーガニックなネットワークを必要とします。地球的に考え、ローカル(身近な)

な実践をする、とはかのバックミンスター・フラー博士の言葉です。

大地に目指した永続可能な生活・・・ロハス・ライフの確立こそが望まれます。

それは、「生きるために生きる」という人間本来の生命的な価値観を培い、経済をその原則に

親和させることから始まるような気がします。競争しない生き方とは、すべてをスロー・ダウン

することで精神の安定へと向かうでしょう。

            『2010年1月11日 年頭所感 ドーム・ハウス・プランに寄せて』