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(写真はルーテル作業センター・ムゲン撮影)


『Viva』Jesse Cook



はい、どっと・いぶにんぐ(=^o^=)やまねこでおます。昨日は忘年会でした。

一年の様々な思い出を仲間と語らいました。

今日は、ルーテル作業センター・ムゲンさんの建前後の打ち合わせをしていました。

これから、二月末までにドーム・ハウス共同作業所は、完成をめざしますが、次回の

ドーム・ハウスはなんと山口県に計画されています。当地の大工さんを松山に迎え

設計・施工上の打ち合わせを設計士さんたちとしていました。

三角形のパネルで組み上げられた球体構造を「ジオデシック構造体」と呼びますが

なんとも、ジオデシックな年末モードです。

設計士コッシーさんによれば

『マーケットとしては、このフラー・ドーム・ハウスは、従来の住宅や店舗とは全く異なった市場の開拓をめざしています。一般的な直方体で構成される大手ハウス・メーカーの場合、どうしても似たような空間になり、最終的には価格競争になりますが、フラー・ドーム・ハウスはそれらとは一線を画す空間性を確保しながらも価格面でも十分ローコストの部類に入り、さらに住宅としての用途に限定していない点に決定的な差があります。あくまでも直径9.3mのドーム空間を商品化しているのであり、住宅以外の用途にも、価格が安定しない店舗やオフィスなどその他の建築市場にも安定した価格と空間を提供できることに大きな違いがあります。』『デザイン・ファーム資料』

ということで、住居にも店舗にもコミュニティ空間にもなりうるフレキシブルな多目的性に

ドーム・ハウスの独自性が際立っているということなのです。

ジオデシック構造はそのフレキシビリティを支える強固な許容性を保持しています。

地震・台風・積雪に耐えうる強度と共に住まう人の目的に応じて変化する多彩・多機能な空間性

こそがフラー・ドーム・ハウスの魅力と言えるもしれません。

共同作業所ドーム・ハウス第一号の完成が待たれます。