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はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=))やまねこでおまふ。

おかげさまで、ライフ・デザイン研究所は「誕生二周年」となります。

2010年2月22日夢の里の大地に一点をうがった時が誕生の瞬間でした。

地鎮祭は自分でしました。

お供えを用意して、石手寺仏師だった父の観音像をドーム・ハウス予定地の中心に埋め、祝詞を

あげました。そして、大きな三角定規でその一点から円を描きました。

「まず、大地に一点をうがち、点を線となす。

 線をスクロールして、面となす。

 面をスクロールして、球体となす。」と心に念じました。

ライフ・デザイン研究所のサイト「ドーム・ハウス愛媛」を作るときも同様に構築作業を

しました。構築時期に以下のような抱負を抱いていたことを懐かしく思い出しました。

『『ジオデシック構造~球体の家に住まう』


フラー・ドーム・ハウスで暮らし始めて早くも九カ月となりました。
球体の家に住まう・・・地球型生活の実感は、とても快適でゆるやかです。
天球面が7m近くあるため開放感があり、身体的な緊張を解いてくれるようです。
もうひとつは、熱効率・空気循環に優れており、薪ストーブを燃やすと瞬く間に暖かくなり
ます。杉板の床材も感触が心地よく、通気性と湿気の吸収がよく、とりわけトイレと脱衣所の
漆喰壁は効果を発揮してくれます。住まいが球体であるということから、光と風が循環すると
いう通常の家にない不思議な特性もなじみやすいものでした。

天球の構造は、ジオデシック構造と呼ばれ、バックミンスター・フラー博士が考案した、数学
理論・・・シナジェティックス(シナジー幾何学)から生まれたものです。
シナジェティックス・・・

シナジェティクス(synergetics)とは、バックミンスター・フラーが提唱した独自の概念であり、学問体系である。
主にシナジー幾何学とも訳される幾何学的なアプローチで、この宇宙(自然科学や人文学、果ては人類や自然、宇宙まで人間が知覚しうる全てを具象から抽象、ミクロからマクロまで)の構成原理である シナジーを包括的に理解しようとする学問。
専門分化されすぎ、人類の継続的発展という面で機能不全に陥っている既存の学術体系に反し、人類が生まれながらに 持っている包括的理解の能力を回復、発展させることを通じて問題の解決にも繋がる。
それ自体が全方向に関連しあいながら、変化、進展していき、その学習者自体の直接の体験自体がその要素でもあるため 文字情報での情報収集では不完全であり、その理解、習得においては学習者自らの実践と経験、既に熟達した人物に直接に対話、講義を受けることが必要とされている。
専門化し、特化した科学の諸分野を縦断する総合的な視線を回復する試みとして生まれた
シナジェティックスは、その数学的モデルとして球体を三角形で構成するジオデシック構造から
説き起こしてゆきます。

そして、デザイン・サイエンスという考え方にいたり、独特に思考方法を提案するものです。

デザイン・サイエンス

デザインサイエンスとは、バックミンスター・フラーが提唱した独自の概念であり、学問である。

同じくバックミンスター・フラーによって提唱された、細分化、専門化しつづける既存の学術体系に対して 人間本来の分断されない包括的な知覚で、人類の持続可能な発展に必要なクリティカル・パスを形成する 道具としての必要な発明を行う実践及びそのための体系。
その特徴として代表的なものに、エフェメラリゼーション、Doing more with lessという「より減らすことで、より多くを為す」という概念が上げられ、デザインサイエンスで作られた発明物は必ずこの性質を持つとされる。
それ自体が全体的に関連しながら変化、成長、拡大を為し、その要素に実際に体験することが必然的に含まれるため 文字での正確な定義も伝達も不完全とも言われる。
習得には実践と経験、デザインサイエンスの習得段階が先にある者からの直接の影響が不可欠ともされる。フラーの発明の数々もデザインサイエンスの成果と言える。
この思想の基本となるものは、彼の代表的な『宇宙船地球号 操作マニュアル』によって提唱されています。

夢の里でナチュラル・ライフを楽しむ!!

わたしたちは、生活のための空間として家づくりを楽しみます。
しかし、多くの場合は住宅メーカーのいくつかのスタンダードモデルに応じたデザインを選ぶ
ことになります。都市型生活は、システム・アップされていて便利で効率の良い住まいが快適と
思われているようです。やまねこは、こういうトレンドに異を唱えるつもりはありませんが
もっとスローでもっと自由なライフ・デザインもあってもいいかな、と思っています。

ライフデザイン研究所のフラー・ドーム・ハウスのテーマは『ナチュラル美術館と集いのスペース』にしようと思っています。自由な生活空間であると同時に「仲間作りの集いの場」として、スロー・デザインの空間を創りたいのです。

それは、ワークスペースと居住空間とコミュニティ・ホールとアート・ギャラリーをミックスした
「メタモルフォーゼの家」として完成できたら理想的です。

仲間を招くゲスト・ハウスとしての機能とアトリエ的なワーク・スペースと家族だんらんの温かみ
のある住空間を兼ねるということ・・・昔の長屋や農家のコンセプトにも通じています。
夢の里とべは、自然環境豊かな場所ですが四季折々の「ナチュラル美術館」とも言えるロハス・ヒルズです。この不思議空間を楽しみながら、作物を育て、ハーブや花々を育て、ドーム・ハウスで
ロハス・ライフをデザインしながら、コーポラティブ・ヴィレッジとして育ててゆきたいものです。
ローコストで、低消費なミニマム・ライフは、スローで楽しく、クリエイティブになるはずです。


夢の里でビジネス・モデルを創る!

夢の里で毎朝、山道を散歩しています。時折、タヌキやノウサギに出会います。やまねこにとっては、山の動物仲間ということですが、イノシシなどは畑を荒らすので困ります。

さてさて、地球型生活のモデルとしてのフラー・ドーム・ハウスですが、いよいよ初めて
の冬を迎えます。衣替えを済ませて、せっせと薪集めの毎日ですが、週末にチェーン・ソウ
を買おうと思っています。枯れ木をどこでも切れるために必要なのです。

倒木、枯れ木を拾っているとホコリタケがいたるところにニョキニョキ生えています。
勿論、食べられませんがこれは、踏みつぶすとホコリ状の胞子が煙のように出てきます。
そうやって、胞子を飛ばせて仲間を増やしているのです。

菌類であるホコリタケが動物に踏まれたり、倒木につぶされたりして胞子を運ぶ知恵を
持っているのは不思議と言えば不思議です。たぶん、動物が地上に現れた後で進化したの
でしょうか?ミツバチが蜜を集める行為で、受粉活動を助けるように、動物が踏みつぶすと
胞子をまき散らすホコリタケは、やまねこにとっては二十一世紀型ビジネス・モデルのように
思われます。大鋸屑からバイオ・エタノールや燃料ペレットを作るようなものです。

生ゴミ・コンポストも活用すれば、作物の養分として再生します。
本来ビジネスは、再生産と循環型であることが理想形なのに高度成長の時代に拡大と上昇志向
に書き換えられてしまいました。

循環型・充実型のビジネスこそが現代には必要な気がします。
それは、健全で持続可能な農業型ビジネスとも言えるものになるでしょう。
本来、農業とは、地球とともに生きる仕事なのですから・・・。』

                        (ドームハウス構築メモリー・ノート)
あれから、二年です。

三年目は、夢の里車座会議というコーポラティブ・ビジネスの構築に取り掛かりたいと

思います。