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『チベット シンギング・ホウル』

はい、ドット・ホリディ・アフタヌーン(=^o^=)やまねこ亭でおます。

少しずつ春めいてきましたね。夢の里でも梅の花がほころび始めています。

砥部町七折では「梅まつり」が始まりました。

昨年より懸案の「ヒーリング・ドーム・プロジェクト」について考えています。

「ヒーリング・ドームのコンセプト試案」

ドームハウスは、二種類の三角パネル・フレームで球体を構成する構造をとっています。最小の材料で最大の空間を確保できると同時に最も強固な構造体ともなります。
これをジオデシック構造体と呼び、無限に巨大化可能な構造力学を保持しています。
アメリカ 南極基地はジオデシック・ドームが採用されていて、直径40mの構造体はブリサードの風速120mにも耐えうる強固な剛性体であることを示しています。
この柱も梁もない解放空間は、わたしたちの直方体の住居感覚をゆるめて癒し効果を発揮してくれます。意識が垂直方向よりも空間的広がりで包まれるためかもしれません。
開発者のバックミンスター・フラー博士は

『素材の使用量を削減するには三つの基本的な方法がある。第一に、デザインをより小型化することである。第二に、素材を最も効率的な形態で利用すること(すなわち、より少ないものでより多くを為すこと)である。第三に、単位体積あたりの表面積の最も小さな(故に最小限の素材で可能な)幾何学構造を利用することである。最近使われ始めた専門用語では、これを「物質を情報に置換する」と言う。フラーは、結果として生じる超物質化を「エフェメラリゼーション(短命化)」と呼んだ。より少ないもので多くを為す(do more with less)ということは、究極的には無によってすべてを為す(do everything with nothing)ことになるのかと学生が冗談めいてたずねた時、フラーは肯定した。純粋に超物質的(メタフィジックス)な状態に近づくほど、デザインは完全なものになる。エフェメラリーゼーションはデザインに付加するものではなく、自然の原理を応用した結果として自然に生じる現象である。それはすでにある環境に適応していく戦略というよりも、今いる環境をどの方向に選択するかだ。』

と語り、自然そのものが持つデザインをメタフィジカルな領域まで引き上げることを重要視しました。デザイン・サイエンスとはこの手法をさしています。
もし、わたしたちに「物質を情報に置換する」ことが可能なのだとしたら、より少ないものでより多くをなす・・・エフェメラリゼーションの哲学は、時代に即した武器となすことができるでしょう。
空間をゆるめる・・・意識をゆるめるというベクトルと強固な構造性を保持するというベクトルが両立するジオデシック空間の特異性が現れてきます。空間がもたらすリラックス効果もまたドームハウスの特性と言えるでしょう。

第二にケアとキュアをもたらす宇宙模型の観点から・・・。

WHOの健康の定義に

『健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない(1999年)』

というのもあり、「スピリチュアル・ケア」の考え方が取り入れられました。
トータルな意味での健康観を考える時、尊厳死やターミナル・ケア、代替医療なども含めて「死すべき人間」としての全体性への視点が新たに注目されつつあります。
霊的側面については、医学・科学の分野ではありませんから、明確ではありませんがこれまでのありかたを補完するものと捉えられているようです。

さて、ヒーリング・ドームです。これは「形態とエネルギーの問題」と
考えています。
ジオデシック・ドーム・ハウスは、二種類の三角形で構成される球体を基本構造としています。この構造は、宇宙で最も安定で強固とされています。
天文学と化学の共同研究から発見された炭素C60の原子構造はこのジオデシック構造をとっています。ナノ・テクノロジーに用いられるカーボン・ナノ・チューブの素材です。
C60がバックミンスター・フラーレンと命名された由来です。
バックミンスター・フラーの言葉に『宇宙は矩形よりも三角形を効果的構造と捉えた。』
というのがありますが、球体という安定性・三角形という構造性が結合することが宇宙の特性と見ているのです。ゆえにジオデシック構造は宇宙模型を表現しているということです。
ヒーリングを考える時、宇宙の表現形式との調和や共鳴関係が大切と考えられます。

丁度音楽にチューニングが必要なように人間と宇宙をチューニングしてくれる形態があれば、より促進的なエネルギーのやりとりが生まれるとといこと。
音楽が楽器からうまれるようにドームハウスはヒーリング空間ともなりうるということでしょう。
形態には構造があり、エネルギーの交流が生まれるとすれば、人間もまたその構成の中に位置していると考えられます。これがドームハウス愛媛が考える「ケアとキュアのために癒し空間」をもたらしてくれるヒーリング・ドームのコンセプトです。

Body/Mind/Spritの統合体としての人間と宇宙模型としてのドームハウスが相互に作用しあうとしたらドームハウスは「癒しの空間モデル」と捉えることも可能ではないかと考えています。


ヒーリングとは、ヘルス・ケアとキュアの一体化だと考えています。

この数年温めてきたプロジェクトですが今年は、実現したいと考えています。