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(島根県出雲大社 稲佐の浜の夕日と大社拝殿)

『駅』竹内まりや



はい、どっと・ちゅーん・あっぷ(=^o^=)やまねこ庵でございます。

テレビで『世界ふしぎ発見』を観ていました。

今年2013年平成二十五年はお伊勢さんの式年遷宮と出雲さんの六十年に一回のご遷座祭

が重なった不思議な年でしたね。

番組の中でこの二つの「日本人の魂のふるさと」を取材しながら、奈良県の纏向遺跡(まきむく)の

紹介がありました。

「纒向遺跡または纏向遺跡(まきむくいせき)は奈良県桜井市、御諸山(みもろやま)とも三室山(みむろやま)とも呼ばれる三輪山の北西麓一帯に広がる弥生時代末期から古墳時代前期にかけての大集落遺跡である。建設された主時期は3世紀で、前方後円墳発祥の地とされている。邪馬台国に比定する意見もあり、卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳などの6つの古墳を持つ。」

アマテラス=卑弥呼説を裏付けるような神話と古代史をつなぐ遺跡です。

神道の大祓祝詞は「つごもりの祝詞」といわれます。

つごもりとは六月と十二月の三十日をさしています。本来は六月末日。

「大祓詞(おおはらえのことば)は、神道の祭祀に用いられる祝詞の一つである。中臣祓詞(なかとみのはらえことば、略して中臣祓)・中臣祭文(なかとみさいもん)とも言う。
元々は毎年6月と12月の末日に行われる大祓で、犯した罪(神道の観念による「罪」であり、犯罪とは意味合いが異なる)・穢れを祓うために唱えられた祝詞で、中臣氏が京の朱雀門で奏上していたことから中臣祓の称がある。6月と12月では異なる文言であったが、6月の方だけが残った。
『延喜式』巻八「祝詞」には「六月晦大祓」として記載されており、「十二月も此に准へ」と注記がある。今日使用されている大祓詞は「六月晦大祓」の祝詞を元にしたものである。」

六月のつごもりにしたがう祝詞を年末にも奏上して、わたしたち日本人は

「祓いたまひ、清め給えへ」と大掃除に勤しむのかもしれませんね。

そして、大つごもり=大晦日を迎えて、家族がそろい「年越しそば」を食べて年末とお正月を

迎えます。多くの人はふるさとに帰り、親族と共に過ごします。

お寺では除夜の鐘を鳴らし、煩悩を祓い一年を送り、新たな年を迎えます。

やまねこも今年は思い出深い一年となりました。

遷座祭という年に出雲大社への参拝は格別にありがたいことと思っています。

美味し国の美味し一年が暮れてゆきます。「美味し」とは美しく豊かという意味です。

沢山の思い出と出会いと共に2013年の終わりを迎えられるしあわせに感謝します。