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はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。

tomokoさんがお休みなので二人で松山市平井町の「たねもの屋」さんに苗を買いにゆきました。

サツマイモ、茄子、長瓜などを買いました。

ドームハウスに帰って、サツマイモなどを植えました。

サツマイモは蔓をそのまま地面に挿し木するのですが、二週間くらいは死んだようになって

います。クタクタに萎れて「枯れてしまったかな。」という感じ。

これ、なんだかオカルティストみたいなものです。ほとんど仮死状態で復活するのです。

やまねこも心臓手術で死んだようになっていましたが、最近葉っぱが根付いた感じです。

閑話休題。

シュタイナー関係の著作『親の仕事、教師の仕事~教育と社会形成』(入間カイ 竹下哲生共著)

を読み終えました。SAKS BOOKS刊行です。

シュタイナー幼児教育連盟代表理事の入間カイさんと四国アントロポゾフィー・クライス代表

の竹下哲生さんの共著です。竹下さんにはライフ・デザイン研究所で「農業講座」でお世話に

なっています。

本書を読むとシュタイナー教育の浸透と成熟のあり方がはっきりとした形を取り始めたような

気がします。

問題の取り上げ方が「時代に即した具体的課題としての教育」に直接かかわろうという姿勢が

明確に見て取れるのです。

入間さん、竹下さんという第二世代のシュタイナーの研究者の切り口は読んでいてスリリング

でさえあります。

また、入間氏の講演をバックアップするスタイルでの竹下さんの論考は、教育に関わる親にとっても

教師にとっても深く問い直すべき社会学的なテーマとシュタイナーの思想との共存が見られるのです。

かつて「シュタイナー教育入門」的なブームの時代もありましたが二十年を経て、その第二世代

の切り口はシュタイナー教育の実践知を携えて時代の課題、社会有機体への方向付けをはっきりと

打ち出しているようにさえ思われます。

ふと本書を読んでいて村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』の羊男のことを思い出して

いました。

本書もまたこの社会有機体の中で何かと何かを結びつける役割を引き受けているような気がする

のです。