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(白石の鼻 住吉神社  少彦名神社 神輿・太鼓殿)

加川 良 『ラブ・ソング』

『二十世紀少年団』

はい、どっと・こむばんは(=^o^=)やまねこでおます。

エコ・ブログ仲間のぽらんさんとスロー・ライフを巡って、ゆるゆると話していました。

低炭素社会をめざし、CO2 25%削減を世界に宣言した日本はこれからどう変ってゆくか?

ということと私たちのライフ・スタイルの変化は不可分のものなのです。

競争と繁栄と勤勉と拡大といったメンタリティが礼賛された高度成長期の価値観はほぼ完全に

崩壊しつくしている現在、何をライフ・スタイルの基準に考えるべきか?ということです。

『スロー・イズ・ビューティフル』の著者 辻信一さんが『ナマケモノ倶楽部』というNPOの

提唱して次のように語りかけます。

『「ナマケモノになろう!」

 「クジラを救おう」とか「ゾウを守ろう」など、絶滅の危機にある動植物を保護する運動は数多く存在しています。しかし、わがナマクラでは、世界で初めて、ある動物を守るだけではなく、ついでに「それになってしまう」という運動を展開しようと思うのです!

 「ナマケる」ことは、だらだらしたり、何もしないことではありません。ナマケモノ会員たちはむしろ毎日いそがしい。なぜって? それは、ナマケモノのように、できるだけ電気やガスなどのエネルギーを使わずに、地球にやさしい生き方を実践しよう、周りに広めちゃおう、省エネグッズも作っちゃおうと、行動することを楽しんでいるから。』

と呼びかけ、スロー・ライフとスロー・ビジネスをオーガニックに編成して、さまざまな活動母体

としてナマケモノ倶楽部は浸透しつつあるようです。

これまで消費者運動や政治活動などとして捉えられた来たものをポジティブなライフ・スタイル

として分かち合おうということなのです。一日四時間しか起きていないナマケモノは周囲の生態系

を壊すことなく、動作も生活もゆっくりとしており、食性も個体ごと異なり草食動物の中でも

特別エコロジカルな生き方をしています。

加速化しない、拡大しない、競争しない・・・生活と社会のスロー・ダウンこそが地球にやさしい

暮らしなのかもしれません。

エコやロハスを考えるときまず、わたしたちは本当に必要なことと無くても済むことを賢明に

取捨選択する必要にせまられます。競争、ステイタス願望、体裁、貪欲や闘争心などといった

心の中の無駄と環境破壊の元凶と向かい合うことからはじめるのがいいのかもしれません。

手始めに、辻さんを四国に呼んで講演会など企画してはどうか?ということになりました。

今こそスロー・イズ・ビューティフル、そしてスモール・イズ・ビューティフルの哲学を必要と

する時代なのでしょう。